塩浸温泉

国道223号を安楽温泉から北進していくと、龍馬公園が天降川の向こう岸に見えてきます。国道沿いに設けられた駐車場に車を止め橋を渡ります。浴舎は右手奥に建ち、受付は橋を渡った正面奥の建物の一角にあります。
浴舎へ向かう途中には無料の足湯があり、炭酸泉を気軽に楽しむことができます。





浴舎の入口は自動扉、正面に男湯の暖簾、右手に女湯の暖簾が揺れています。脱衣所は細長く、右手に鍵付き脱衣棚が並びます。引き戸を開けると浴室。右にかかり湯の枡、左に洗い場がずらりと並びます。正面奥に主浴槽、右角に小浴槽が配置されています。かかり湯が満たされた枡は土色に染まり、一部には温泉成分が塊を造っています。浴槽の淵、洗い場の床も土色に染まっています。





注がれる湯は主浴槽、小浴槽とも少量。主浴槽に満たされる湯、小浴槽に満たされる湯も土色を帯びています。主浴槽は適温、小浴槽はやや温め。湯口の湯を含むと主浴槽はほのかな甘み、小浴槽は明快な炭酸味を実感します。
浴室には窓が設けられていますが、目隠しのため風景を楽しむことはできません。





源泉は2本あり、主浴槽には高い湯温の湯、小浴槽には低い湯温の湯が供給されているようです。
足湯は、解体された塩浸温泉福祉の里の跡に設けられ、受付棟は、地元の方々が利用されていた小さな浴舎が解体された跡に建てられたそうです。


塩浸温泉
霧島市牧園町宿窪田3607
0995(76)0007
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム-炭酸水素塩温泉
44.2℃ 51.3℃
シャンプー類なし ドライヤーあり
内湯
9:00~18:00(月曜日/~17:00)
2014/4/27